世界水泳レポート vol.1

本日からいよいよ入江選手の試合が始まります。
現地ローマから、世界水泳レポートをお届けします。

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入江陵介選手、世界最高の舞台に挑む



さあ、水泳の世界最高の舞台で、実力を試す時がやってきた。

近畿大学法学部2年・背泳ぎの入江陵介選手が、第13回世界水泳選手権(ローマ)でいよいよ7月27日から競技に入る。
まずは100m予選・準決勝を経て、28日の決勝でどこまで順位を上げられるかが、今大会を占う結果になりそうだ。

31日には、得意の200m決勝が行われる(日本時間8月1日午前)。
5月の日豪対抗選手権200m背泳ぎで、当時の世界記録を1秒以上縮める1分52秒86のタイムをたたき出し、一躍注目を浴びた。

しかし、その後、国際水泳連盟から着用していた水着が認可されず、記録が世界新記録として認定されなかった。
入江選手は気丈に、「また世界記録を出す楽しみができた」と、水着問題をよそに前を見つめてきた。
セルビアで7月6日にあったユニバーシアード大会では、1分54秒13の大会新記録で優勝。4月の日本選手権以来、54秒台前半でコンスタントに泳ぐ実力をつけている。

そんな中、今大会直前の全米選手権で、アーロン・ピアソル選手が1分53秒08の世界新記録を出した。同じく米国勢の強豪・北京オリンピック金メダリストのライアン・ロクテ選手とともに、し烈な競いとなりそうだ。

世界水泳の大会ホームページでは、メダル候補として入江選手の名前はなく、ピアソル選手も「入江選手は子供。僕に勝てるとは思わない」などと、発言したと言われている。
昨年の北京オリンピックで実力を出し切れず、5位に終わった雪辱を、世界の強豪に打ち勝ち、この大舞台で晴らしてほしい。