絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴ」の復活へ"里親プロジェクト"が始動 奈良市の鼓阪小学校が里親第1号に
近畿大学農学部では、環境管理学科水圏生態学研究室の北川忠生講師を中心とする研究グループが、キャンパス内の里山にあるため池などで系統保存を進めている「ニッポンバラタナゴ」について、危険分散のため、さまざまな個人や機関にニッポンバラタナゴを預け、保存・繁殖してもらう"里親プロジェクト"を開始しました。
絶滅危惧種の「ニッポンバラタナゴ」
第1号の里親認定証を贈呈
里親第1号になったのは奈良市にある鼓阪小学校で、代表の児童が校内の池に、タナゴの繁殖に必要な淡水性の二枚貝と、ヨシノボリという淡水性のハゼの仲間とともに放流しました。

放流後には、研究室の学生が鼓阪小学校の子どもたちにニッポンバラタナゴに関する授業を行い、飼育の方法をはじめ、希少生物を保護することの意義、それを支える自然環境の大切さ、さらには生き物同士のつながりについても説明しました。
放流後には、研究室の学生が鼓阪小学校の子どもたちにニッポンバラタナゴに関する授業を行い、飼育の方法をはじめ、希少生物を保護することの意義、それを支える自然環境の大切さ、さらには生き物同士のつながりについても説明しました。
※安易な生物の放流は、その地域の生態系や遺伝的多様性を攪乱する可能性があります。今回近畿大学が行った放流は、奈良県産ニッポンバラタナゴの保護上の必要性、緊急性を専門的な立場から十分に考慮した上で実施したものであり、放流池外への流出防止措置等の放流に伴うリスクへの万全の対策が施されています。
