水上競技部の入江陵介選手(法学部2年)が「世界新記録」―日豪対抗―
競泳の第1回日豪対抗(オーストラリア)に出場した、近畿大学水上競技部の入江陵介選手(法学部2年)が5月10日、男子200m背泳ぎで、従来の世界記録を1秒08上回る1分52秒86と大幅更新し、世界新記録で1位となりました。
日本選手の世界新記録樹立は、戦後13人目で北京オリンピック100m平泳ぎの北島康介選手以来。背泳ぎで日本選手が世界記録を出すのは、1928年以来81年ぶり、史上2人目の快挙です。
【入江陵介選手のコメント】
世界新を出せて、凄くうれしい気持ちです。
でもこの記録は1人で出せたのではなく、色々な方にサポートしていただいたおかげで出ました。
本当に感謝しています。
また7月に世界水泳があるので、応援よろしくお願いします。
ありがとうございました。
《入江選手の世界新記録を受けて》
【近畿大学学生部長 井上靖雄教授】
「入江選手(近大)、世界新記録!!」のテレビニュースに、近畿大学の一員として、驚きと喜びに計り知れない感動をおぼえております。また、この偉大なる業績は、ともに学ぶ3万の学生に近畿大学生であることへの誇りとゆるぎない自信、さらにより高度な次元への可能性に挑戦する人間力を与えてくれたものと確信いたします。
次は世界大会、さらにオリンピックへと挑戦が続きますが、監督・コーチその他関係者のご指導の下に一層の精進をされ、さらに高い次元での成果が実現されることを期待し、声援を送りたいと思います。
【近畿大学水上競技部監督 田中穂徳さん(本学職員)】
このたびの世界記録樹立を支えていただいた関係者の皆様、ならびに応援していただいた皆様に感謝の意を表します。
先月行われた日本選手権200m背泳ぎ決勝において、世界記録に肉薄する日本記録を樹立し、それに満足することなく今回世界記録を樹立したことに、入江自身の精神的成長を感じました。
日本選手権100m背泳ぎ決勝において、自己ベストをマークしながら2位に甘んじた際、彼は今まで見せたことのない悔しい表情を見せ、その結果をプラスのモチベーションとできたことが、今回の結果に大きく影響していると感じています。そこには、北京オリンピックにて、ただなす術なく「楽しめた」と語った入江陵介の姿はありませんでした。今は、水泳選手として一回り成長した入江をたくましく思えます。
今後、ユニバーシアード、世界水泳と大会は続きますが、今の彼の精神状態を維持できれば、必ず良い結果を導くことができると思っています。
頂点の目標であるオリンピックに向けて、大きな自信となるシーズンにしてくれると思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
【アテネオリンピック200mバタフライ銀メダリスト 山本貴司さん(本学職員)】
陵介おめでとう!
本当にすごいな。言葉がすごいしか見つかりません。
しかし、これからもライバルは陵介を目標に頑張ってきますので、
さらに進化を見せて下さいね!楽しみにしています!
【シドニーオリンピック200m背泳ぎ銅メダリスト 中尾美樹さん(本学職員)】
入江選手!世界新記録おめでとうございます。
自信になったと思います。
これからもチャレンジする姿勢を大切に!
入江選手らしいスタイルで頑張って欲しいと思います。
世界選手権での活躍も楽しみにしています。
【入江陵介(いりえ・りょうすけ)選手】
1990年、大阪府生まれ。
近畿大学附属高校卒業。
近畿大学法学部2年。
北京オリンピック男子200m背泳ぎ5位入賞。
2008年、競泳のワールドカップ(W杯)のモスクワ・ストックホルム・ベルリンの3大会に出場し、男子200m背泳ぎで優勝。ベルリン大会では、モスクワ・ストックホルム大会で自らが出した短水路日本記録をさらに更新して優勝。
2009年4月、日本選手権、200m背泳ぎで日本記録を更新し、この種目3連覇。
同年5月、日豪対抗で100m背泳ぎで日本記録。翌日行われた200m背泳ぎでは、以前の記録を1秒以上更新する1分52秒86の世界新記録を樹立。
