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近畿大学法学部、海外留学「必修」プログラムを実施へ 「英語副専攻」の学生選抜を開始、来年秋からカナダへ〜 法学部教育の新モデル確立へ第一歩 〜

 近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:畑博行)では、法学部に今年度から設置している「英語副専攻プログラム」の学生約30人を、来年度後期の2008年9月から2008年12月まで、カナダ・カルガリー大学での15週間の留学に派遣します。

 これは、外国語能力と国際的な視野を備えた学生を育成するため、留学先の授業料の全額を大学が負担して行うもので、英語副専攻の教育プログラムに「必修」として組み込まれています。

 近畿大学法学部の英語副専攻は、英語に興味を持つ、または英語能力にすぐれた学生を選抜し、ハイレベルな英語教育を集中的に提供する制度です。初年度となる今年は、このほど行われた募集に対し、法学部の1年生885人のうち68人が応募。来年2月までに、TOEICスコアなどを基準に、英語能力にすぐれる約30人を選抜する予定です。

 英語副専攻の目玉が、2年次の後期に実施するカルガリー大学への留学です。今回、選抜される英語副専攻1期生は、2008年9月から15週間、現地のカナダ人家庭にホームステイしながら、カルガリー大学で14単位(うち10単位は英語関連)を取得。留学先で取得した単位は近畿大学での単位に認定されます。

 法学部における教育は現在、大きな転機を迎えています。法科大学院(ロースクール)の導入で法曹家育成のシステムが様変わりしたほか、ビジネス現場で急速に進むグローバル化、コンプライアンス(法令順守)重視、そして、さまざまなリスクに備えるための企業法務重視の傾向を受け、近畿大学法学部では、ビジネスをはじめとする社会の現場で「生きた法」を実践できる人材の育成をめざしています。

 そのために、近畿大学法学部では、3つの教育改革に踏み切りました。

  1. 「出口管理の徹底」
    卒業後の就職先・職業で具体的に求められる能力に直結する履修モデルをパッケージ化するもので、2008年度から導入します。

  2. 「1年次からのゼミ教育」
    従来は3年次から履修できた少人数制のゼミ授業を1年次から導入し、学生と教員との密接な関係構築による学習意欲・成果の向上を図るもので、2008年度から開始します。

  3. 「英語重視」
    英語副専攻のほかにも、今年度から、学生の習熟度に合わせて英語教員がきめ細かくサポートする「アドバイザー制」や、准教授に迎えた米国人弁護士が英語で行う「英米法」「海外法事情演習」などの授業を導入しています。

 

 近畿大学法学部長・柳内 隆(やなぎうち たかし)は、「近畿大学法学部では『面倒見の良い教育』を標榜し、教員と学生がフェイス・トゥ・フェイスで向き合い、学生の『人間力』を高める教育を実践します。社会で最も問われるものは『人間力』。今回の教育改革では、『人間力』の高い学生を育て、社会へ送り出すシステムを構築しました。今後も、現代社会のニーズに応えられる人材の育成・輩出に全力で取り組みます」と話しています。

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