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近畿大学工学部 建築学のノウハウを小学生へ伝授"学び舎"を模型で残したい――小学6年生33人の思いを専門技術でサポート

 近畿大学工学部(広島県東広島市高屋)の教員と学生が、広島県呉市内の小学校で卒業制作として行われる模型づくりをサポートすることになりました。新1年生や下級生に贈るため、母校の校舎を手作りで再現しようと思い立った6年生33人に、建築学の専門知識や模型づくりのノウハウを提供し、楽しい思い出づくりに一役買います。

 母校の模型を作るのは、呉市立両城小学校(呉市三条)の6年生1組と、障害児学級2クラスの子どもたち 計33人。「総合的な学習の時間」で、学級の足跡を残していく取り組みを進めています。これまで学習してきたことを生かし、学校の伝統を伝えていく方法を考え、企画し、実行する中で自分や仲間の良さを見つける学習をしています。その中で、4月に入学してくる新1年生や下級生たちが、自分たちの"学び舎"を一目で見られたら喜ぶだろうと考え、卒業制作として母校の校舎を手作りの模型で再現し、在校生にプレゼントすることを思い立ちました。そこで、担任の清水教諭が協力を求めたのが、近畿大学工学部建築学科空間創造研究室の松田博幸助教授。松田助教授は、都市や建築、ものづくりへの興味を子どもたちに持ってもらおうと、一昨年から毎年、夏休みに小学生向け公開講座「親と子のいえ・まちづくり教室」をボランティアで開いています。昨年、呉市での公開講座に興味を持った清水教諭が、模型づくりへの支援を松田助教授に依頼したことがきっかけです。

 6年生が挑戦する校舎の模型は、広さ一畳分のベニヤ板の上に、厚さ5mmのスチレンボード(スチレン板の両面に上質紙を貼ったボード)で作った部品をボンドで組み立て、実物の100分の1の大きさにあたる、高さ12cmほどの校舎や体育館を完成させます。
松田助教授と研究室の学生たちは、ベランダや窓など、小学生には難しい、細かい部分の部品づくりや組み立てをサポートします。それ以外は、予算組みから材料調達、制作まで、6年生が自力で行います。

 6年生33人と松田助教授らの共同作業は、2月13日(火)にスタート。この日は、「練習」として小さな家の模型づくりにチャレンジ。校舎の模型づくりは同19日(月)に開始する予定で、3月23日の卒業式までに完成させることになります。

 報道関係の皆様におかれましては、ご多忙中とは存じますが、この機会に、ぜひご取材いただきたく、ご案内申し上げる次第です。 取材日程など詳細につきましては、お問い合わせ下さい。

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