東大阪教育委員会と協定締結 人的・知的交流具体化東大阪市教育委員会と本学は、人的・知的交流を通じた連携協力を一層具体化するため5月12日、同市役所内で連携協力に関する協定を締結しました。
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東大阪市教育委員会と本学は、人的・知的交流を通じた連携協力を一層具体化するため5月12日、同市役所内で連携協力に関する協定を締結。双方関係者が見守る中、西岡晃教育長と畑博行学長が協定書にサインした。本学と教育委員会との連携の協定は、2年前の大阪府に続き2件目。
連携協力の主な内容は、(1)本学による東大阪市立学校園の園児・児童・生徒への多様な学びの機会の提供、(2)学生、院生に対する教育現場を体験する機会の提供、(3)学生、院生による教育活動や地域の活動への支援推進、(4)本学と東大阪市立学校園それぞれの教職員相互の交流、研修の推進、など。
各種事業としては、多様な学びの機会として公開講座やセミナーの開催、大学教員による出張講義など、双方の教職員の交流、研修としてパソコン講座や医学関係講座などを計画。
また、学生、院生が教育現場を体験する「スクールインターンシップ」でも合意に達し、市立学校園への派遣を受け入れていただくことになった。
この日、協定調印前に双方からあいさつがあり、本学からは畑学長が「本学は今年で創立80周年を迎え、地域貢献など大学の役割をあらためて考えていきたいと思っている。広範なレベルでの連携が大切であり、今後とも密接な関係を保っていきたい」と決意披露。
続いて、西岡教育長は「東大阪市は本年4月1日から中核市となった。一層レベルの高い市へ、安全、安心の教育、学力向上へ様々な施策を実施してきている。少子化などの社会の変化の中で、子どもたちの将来のために、交流、連携という大変ありがたい申し出だ。今後とも地域再生のためにも様々な形で協力をいただきたい」と語った。
Tweet農学部 北山隆助教授 農芸化学会から奨励賞を受賞農学部バイオサイエンス学科の北山隆助教授が日本農芸化学会からこのほど農芸化学奨励賞を受賞しました。
農学部バイオサイエンス学科の北山隆助教授は日本農芸化学会からこのほど農芸化学奨励賞を受賞した。
この賞は農芸化学の進歩に寄与する優れた研究を行い、将来の発展を期待できる満40歳以下の同学会員に授与される。過去に、バイオサイエンス学科内海龍太郎教授、同重岡成教授、応用生命化学科松田一彦教授らも受賞している。
北山助教授が受賞したのは「ハナショウガ主成分等を利用した高選択的反応の開発と有用生理活性物質合成に関する研究」。ハナショウガの主成分「ゼルンボン」を、医薬品や香料の成分に有機合成することに成功した。
ゼルンボンはそのままでは医薬品などとしての効果は小さいが、反応の多様性を利用して有機合成することで、抗がん作用や抗菌作用などを持つ多くの種類の有効成分を創り出したり、新しい反応を発見することができた。北山助教授は、さらにゼルンボンから、現在院内感染菌として猛威を振るっているMRSAなどに有効な薬剤の開発を行い、ゲノム制御型抗生物質の発見にも成功した。
ハナショウガは東南アジアなどで多く採れ、乾燥重量でゼルンボンが3%以上含まれる。1つの植物に含まれる成分の含有量がこれほど多い植物は少ない。
北山助教授は「ハナショウガに含まれるゼルンボンのように生産容易で、1種類の植物の中に多量に含まれる反応多様性化合物をさらに複数見つけ、ゼルンボンと同様、応用開発に成功すれば、次代を担う資源の1つとなる認識が広く得られるだろう。他の植物でも研究を続け、この分野での研究に先鞭をつけたい」と語っている。
北山隆助教授プロフィール
平成2年京都大学大学院理学研究科修了。花王生物科学研究所を経て平成7年から本学農学部勤務。理学博士。専門は有機合成化学。
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