修了生の今

※所属事務所は、取材時のものです。

どのような日々を送られていますか、弁護士(社会人)となって感じていることなど、現在のご活躍状況を教えてください。

 

奥田 友里恵さん2010年合格奈良まほろば法律事務所

2011年12月に1年間の司法修習を終えて弁護士登録し、やっと半年経ったところです。まだわからないことも多く、先輩弁護士やベテランの事務局さん達にいろいろ教えていただいたり、自分で調べたりしながら日々業務をこなしています。大学の図書館に調べ物をしに行くこともあります。所属事務所は弁護士4人と事務局4人で、一般民事・家事・刑事事件等のいわゆる町弁の仕事をしています。修習先で登録したので、事務所も裁判所も勝手知ったる場所でやりやすい反面、つい最近までお世話になっていた法曹関係者の方々に「先生」と呼ばれてしまうのが気恥ずかしいです。
私は他学部出身で、大学卒業後長年会社勤めをしていました。また、ロースクール在学中はとにかく勉強して司法試験に合格することしか頭になく、自分が弁護士になるんだと思ったのは修習生になってからなので、まだ実感がわかないところもあります。しかし、新米でもベテランでも依頼者に対する責任の重さは同じという職業ですから、一日も早く一人前になれるよう精進しなければと日々感じているところです。人よりかなり遅いスタートですが、一生勉強が必要な職業に就けたことは幸せだと思っています。
(2012年7月掲載)

国本 聡子さん2010年合格
近畿大学総務部法務課

私は近畿大学の総務部法務課に企業内弁護士として勤務しています。中心的な業務は、大学が当事者になる訴訟事件を受任し事件処理をすること、契約書審査・契約締結のアドバイス、各部署(附属小・中・高校・附属病院等も含む)から入ってくる法律相談の対応です。また、学内に設けられているハラスメント委員会の調査委員や教員研修の講師を任せていただくこともあります。さらに弁護士会の公益活動としては、本年4月より大阪弁護士会法教育委員会のメンバーとして法教育を普及させる様々なプロジェクトに参加しています。
修習時代、企業内弁護士になると裁判実務は経験できないのではないか、弁護士同士のつながりが持てないのではないか、と考えることもありました。しかし、法律事務所にも様々な特色があるように企業内弁護士も勤務する企業によってどのような役割を期待されているのかは様々です。実務についてから思うことは、「こういうことで悩んでいるが相談できる相手が身近にいない」と感じている人が大変多いことです。弁護士の潜在的ニーズは多く、さらに「どのような弁護士になりたいのか」を真剣に考え積極的に提案していく姿勢を持てば、間違いなく活躍の場は開けます。近畿大学はスケールが大きいこともあり、多岐にわたって活躍の機会を与えられ非常に充実した日々を送っています。今後も弁護士としての経験を積むとともに、大学組織と活動に対する理解を深め、組織の一員として頼られる企業内弁護士になるよう一層精進していきたいと思っています。
(2012年7月掲載)

  西川 弘康さん2010年合格菜の花総合法律事務所

私は、住み慣れた関西を離れ、初めての土地で弁護士としての仕事を開始しました。
私の勤務する事務所は個人事務所で、民事・刑事を問わず、いろいろな事件をさせてもらっています。仕事は忙しいですが、毎日が勉強になることばかりです。
実際に弁護士の仕事をしてみて、法科大学院で勉強してきたことは、法律家として必要なことのほんの一部でしかなかったということを感じています。これからも様々な新しい知識を吸収していきたいと思います。
また、仕事等を通じていろいろな方と知り合う機会も多く、これまで接することのなかった分野の人たちと話せることは、大変貴重な経験になっています。
他にも、委員会活動や研修に参加するなど、日々忙しく過ごしています。
弁護士という仕事は、責任は重いですが、事件が終わって依頼者に感謝されたときには、やっていてよかったという気持ちになります。これからもそういう気持ちになれるよう頑張っていきたいと思います。
(2012年7月掲載)