教員紹介
辻 陽(つじ あきら)

- 専門分野
- 地方自治論、政治学
- 研究中のテーマ
- 戦後日本の地方政治
- 最終学歴
- 京都大学大学院法学研究科博士課程政治学専攻中退
- 一言アドバイス
- 前の首相の支持率や外国首相の支持率と「比較」して初めて、現在の首相の支持率が高いか低いかを判断できるのと同様に、 何事も「比較」することが自分自身の立ち位置を客観的に把握するための第一歩となります。 この4年間でいろいろなものを「比較」してください。
- 推薦するこの一冊
- 松本修『全国アホ・バカ分布考〜はるかなる言葉の旅路〜』(新潮文庫、1996年)
- 趣味
- 講談、落語、浪曲を聴くこと、文楽、歌舞伎、能狂言などを鑑賞すること、ラジオを通して昭和40年代・50年代の歌(主に邦楽)を聴くこと、 仕事の関係の有無にかかわらず本を読むこと、一人旅をすること、インターネット・サーフィンによる情報収集など
最近の研究業績
- 日本行政学会「多選首長の政策と政治手法」
- 『レヴァイアサン49号』「<書評>馬渡剛著『戦後日本の地方議会―1955-2008』」
- 日本公共政策学会関西支部大会のシンポジウム「地方議会改革」(PDF;72KB)パネリスト
講習・演習・試験 ─受け方のポイント─
講義
基本的に毎回、マクラ噺から授業を始めます。 一週間以内にあったニュースなどを取り上げながら、皆さんの関心をひいたうえで、授業内容について話し始めます。 なぜなら、日々のニュースを知ることは、今後就職活動をするうえでも必須だからです。 授業内容に関するレジュメを配る予定ですが、「レジュメさえ見れば試験対策は完璧」と思えるような詳細なレジュメは作成しません。 人の話を聴いて(黒板に書かず口頭で話したことも含めて)ノートをとる技術も習得してほしいからです。 ですので、毎回授業に出て、ノートをとって下さい。私が受講者に求めたいのは、些末な知識ではなく、大きな流れを習得することです。
専門演習
政治分析の手法の紹介として、まずは近年発売された文献を輪読する予定です。 受講者は、(発表が当たっているいないに関わらず)毎回次回分を読んできて下さい。 その後、ある程度政治学的分析に親しんだ3年後期に、参加者個々人が関心を持つテーマについて、ご発表いただきます。 その際のキーワードは「比較」です。様々な地方自治体の体験やデータを「比較」し、共通点を見つける、 もしくは差異を生み出す原因を調べる、といった方法を用いることによって、ご自身のオリジナリティのある結論を導き出していただきたいと思っています。 最初はとまどって緊張するかもしれません(私自身も学生時代はそうでした)。 でも、わからないからこそ、政治学初心者だからこそ、浮かんでくる疑問点があると思います。 ぜひ臆することなく、どしどし発言し質問して下さい。なお評価は、レポート提出、そして授業時の発言状況発表内容によります。
試験
学期末の試験で評価します。語彙問題にせよ、論述問題にせよ、些末な知識を尋ねるつもりはありません。 最低限知っておいていただきたい語彙や文脈を問う問題を出す予定です。
参考書
(あくまでも一部です)
<政治学入門>
* 北山俊哉・真渕勝・久米郁男『はじめて出会う政治学-フリー・ライダーを超えて(第3版)』(有斐閣アルマ,2009年春刊行予定)
* 伊藤光利編『ポリティカル・サイエンス事始め(第3版)』(有斐閣ブックス,2009年)
<政治学基礎>
* 建林正彦・曽我謙悟・待鳥聡史『比較政治制度論』(有斐閣アルマ,2008年)
* 伊藤光利・田中愛治・真渕勝『政治過程論』(有斐閣アルマ,2000年)
* 加茂利男・大西仁・石田徹・伊藤恭彦『現代政治学(第3版)』(有斐閣アルマ,2007年)
<政治学発展>
* 久米郁男・古城佳子・真渕勝・川出良枝・田中愛治『政治学』(有斐閣,2003年)
<地方自治>
* 村松岐夫編『テキストブック地方自治第2版』(東洋経済新報社,2010年)
* 佐藤俊一『地方自治要論(新版)』(成文堂,2006年)
* 礒崎初仁・金井利之・伊藤正次『ホーンブック地方自治』(北樹出版,2007年)
* 秋月謙吾『行政・地方自治』(東京大学出版会,2001年)
* 村松岐夫『日本の行政』(中公新書,1994年)
* 村松岐夫『地方自治』(東京大学出版会,1988年)

