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在外研究中の辻本典央准教授から、アウクスブルク便り第3弾が届きました

細貝選手(左)と筆者

アイスホッケー観戦(1)

アイスホッケー観戦(2)
アウクスブルクより 3
「ドイツとスポーツ」
ドイツは、ヨーロッパでも有数のスポーツ大国としても知られていますが、なかでも、この時期に行われるウィンタースポーツは、市民を楽しませています。
ドイツで一番人気のあるスポーツは、やはりサッカー(Fussball)です。サッカーをウィンタースポーツというのはちょっと違うような気もしますが、こちらの感覚では、やはり冬のスポーツだろうと思います。代表チームは、FIFAワールドカップで3度の優勝を飾っています。もっとも、それはすべて西ドイツ時代のもので、統一後は優勝から遠ざかっており、その達成は国民全員の悲願ともなっているようです。また、国内リーグ(Bundesliga)は、各地域に所在するクラブによって結成され、バイエルン・ミュンヘン(FC Bayern Muenchen)を筆頭に、世界でも人気のあるチームが毎週末に激しい試合を繰り広げています。現在、日本からも多くの選手がドイツのクラブに所属しており、日本人からの関心も高いようです(こちらの人には、やはりドルトムントの香川選手が有名です)。わがアウクスブルク(FC Augsburg)も、今シーズンは創設以来はじめて一部リーグに所属し、試合のある日になると、大勢の市民がスタジアムで大声援を送っています。残念ながら、1月24日現在は最下位に甘んじていますが、リーグの後半戦は、きっとがんばってくれることでしょう。私自身、不覚ながらも、スタジアムへまだ行けていないのですが、先日、FCAのMFでサッカー日本代表選手でもある細貝萌さんにお会いしたこともあり(写真1)、残り試合はすべて応援に行こうと思います。
また、アイスホッケーも盛んで、こちらも、毎週末には多くのファンを集めて、熱い試合が繰り広げられてきます。先日、はじめて観戦に出かけましたが、サッカーに負けないくらいの大声援と、そのスピード感および激しいボディチェックはとてもエキサイティングで、いっきに虜になりました(写真2・3)。わがAugsburg Pantherは、今シーズンも善戦しており(1月24日現在14チーム中11位)、シーズン後半戦の上位進出を狙っています。
ところで、大学との関係でいえば、ドイツには「カレッジ・スポーツ」の考え方はなく、大学にはスポーツクラブはいっさい存在していないとのことです。わがアウクスブルク大学にも、とても立派なスポーツ施設(本格的な陸上トラックコースや、バスケットの国際試合も可能な体育館)が点在しているのですが、これらはすべて実験・研究のためのものであり(スポーツ学科というのがあります)、学生には開放されていないようです。あくまで大学は学問・研究を行う場であり、スポーツをしたければ地域のクラブなどでやればよいとの考えなのでしょう。実際にも、大学での学習は大変厳しく、学生は、必死で勉強しなければ卒業が難しいとされており、スポーツをする余裕もないとのことです。このあたり、アメリカや日本の大学とは、大きな違いがあるように感じます。
