授業評価アンケート
アンケート概要
2009年度 授業評価アンケート
法学部では, より質が高く満足のいく授業を行うべく不断の努力をいたしております。その一環として, 「授業評価アンケート」を実施し, その結果を公表すると共に, 担当教員によるフィードバックも図ってきました。私たちは, この結果を基に, より質の高い授業の構築を目指す所存であります。もとより大学の授業は大学教員だけで成りたつわけでなく, 学生の主体的で自律的な学習態度が要求されることは言うまでもないことです。学生の皆様におかれましても授業のみならずアンケートに対しても真摯な態度で臨むようお願い申しあげます。
以下に, 2009年度前期・後期のアンケート結果から読み取れる項目を3点掲げて, 今後の改革の課題にしたいと存じます。
アンケートならびにレフレクションの実施率について
アンケートは全科目に実施することといたしておりますが, 本年度も残念ながら100%の実施は果たされず, 特に後期科目のうち10科目でアンケートの回収がなされませんでした。またレフレクションも完全実施には到っていません。全科目アンケート実施, 全教員レフレクション作成に向けて意識喚起を含めて再検討が必要な時期を迎えているものと考えています。
アンケートの回収率について
前期・後期を通じてのアンケートの回収率(有効回収率: 有効回答数の最大値と履修登録数の比)は,科目種別に見ると, 外国語科目約80%, 共通教養科目約53.1%, 基礎ゼミ約89.4%, 専門科目約55.4%となり, 比較的履修登録者が多いと考えられる講義科目における回収率の低さが際立っています。もちろん, 履修登録をしたものの単位取得を途中で断念するケースもあることもこのことの一因になっていることは否めないものの, また, 必ずしも出席率と回収率が一致するわけではないにしても, 「毎回出席」についての規範意識の鈍麻が見られるように思われ, 教員・学生ともに授業出席に向けての意識喚起を図る必要があります。
授業の総合評価について
科目種別の総合評価(設問14)を見ると, 演習科目の総合評価が高くなる傾向を認められます。実際, 研究演習・基礎ゼミともに全科目平均値を上回っています。これに対して, 講義科目は評価が分散する傾向があります。講義科目の中でも, 受講者数が凡そ200人以上のクラスは評価が低く, 少人数クラスは評価が高くなる傾向は否めません。法学部ではこれまで通り200人以上のクラスを解消し, 少人数クラスを増加させる努力を続ける所存であります。
散布図(冊子版に収録)によれば, いずれの科目種別にあっても総合評価と説明の分かりやすさ・話し方の明瞭さに強い相関関係があり, また授業による刺激と興味・理解度との相関関係も高い部類に入るといえます。法学部ではこれまでに種々のFD活動に取り組んできたところでありますが, 上のような観点も取り入れて, これからも引き続いて授業改善に取り組んでまいりたいと考えています。
法学部改革本部 本部長 柳内 隆

