このページの本文へ移動します。

2013(平成25)年度 海外留学帰国報告書

慶熙大学(韓国) 文芸学部 文学科 帰国報告書

1.留学中の活動詳細について

韓国は日本と違い3月から6月までが前期、6月後半から8月までは夏期休業、9月から12月末までが後期という構成です。前期は語学堂に通い後期は大学の授業を受けました。
語学堂の始業式の後に、筆記テストと面接を受け、自分のレベルにあったクラスに入ります。語学堂は一般の学生と交換留学の学生とで別々のクラスでした。クラスは日本、中国、台湾、インドネシア、ブルネイ、メキシコ、アルジェリアの15人クラスでした。語学堂は朝の9時から13時まで授業があります。主に文法、書き取り、読み、聞き取りを毎日習いました。レベルにあったクラスなので、勉強面で苦労する面は特になく、楽しく授業を受けていました。国別に食文化や昔の遊び等を発表したり、環境汚染について、グループを作り発表をする機会もありました。後半には一人ひとり、ニュース記事を取り上げて、ニュースに出てくる難しい表現や単語などをクラスメイトに説明し、そのニュースについて討論もしたのですが、やはりニュースに出てくる単語は難しく、更に韓国語でニュースの内容について討論するという事を初めてしたので、最初はうまく自分の意見を言えなかったのですが、慣れるとハッキリと自分の意見を言い、反論意見を言えるようにもなりました。語学堂のテストは全て教科書から出るのですが、範囲が広くて大変でした。日本語に訳すとほぼ同じ意味の文法が多く、韓国人の友達に聞いたり先生に聞いたりして一生懸命勉強しました。筆記試験と先生と一対一で会話をする試験、そしてテスト当日にくじを引いて、2人ペアを作り教科書で出てきた文法を使って、短い劇をするという試験でした。作ったセリフをすぐに覚えて発表するのは、とても緊張しましたが、今までした事のない形式の試験で面白かったです。
6月末のテストが終わると語学堂の修了式があり夏休みに入りました。日本に一時帰国をしたり、韓国内を旅行したり、友達と遊んで色んなところに連れて行ってもらい、たくさんの思い出を作りました。前期に習った韓国語の文法や単語を忘れないように、教科書を復習していたので、夏休みは遊びも勉強も充実していました。 後期からは大学での授業を聞きました。授業を早い者勝ちで取る韓国の受講申請システムは本当に驚きました。横で一緒に申請を行っていた友達とでさえ、何秒かの差で同じ授業が取れなかったり、空きがある授業の申請ボタンを押したら、一瞬で満員になり取れなかったりと、本当に秒単位の戦いでした。取ろうと思っていた授業が取れないと、パニックになるので、取りたい授業を多めに決めておくのをオススメします。私は聞きたかった授業が一つ取れなかったですが、残りの5つの授業は無事に取れたので良かったです。韓国の大衆文化、韓国の歴史と文化、作文、中国語、韓国語テキスト読み、計5つの授業を取っていました。中国語以外は外国人学生専用の授業です。外国人専用の授業とはいえ、韓国の大学に通って2年目や3年目の学生が多く、授業中の発言やPPTを使った発表などを見て、語学堂との違いに圧倒させられました。しかし弱気になっていては韓国の大学ではやっていけないので、レポート提出がある時は時間をかけて人一倍丁寧に仕上げ、発表がある時は2週間前からPPTを作っていました。授業中の発言も最初はできなかったですが、慣れると自然にできるようになりました。中間試験はほとんどが課題提出だったので、テスト期間はひたすら課題を仕上げるという日々でした。その代わりに期末テストは、全科目筆記試験だったので、勉強する量が多く大変でした。教科書を勉強しなければいけないテストもあれば、ひたすら自分の意見を書くという論述のテストもありました。 語学堂に比べると全体的に大学での授業は大変でしたが、特に韓国語テキスト読みの授業が難しかったです。授業の予習は当たり前ですが、レポート提出が多く授業中も発言する機会が多かったです。ほぼ毎週、日本の文化や日本語についても聞かれました。

2.生活面

生活面についてですが、寮にはベッド、机、クローゼット、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、トイレ、シャワー、インターネット、布団と全て揃っていたので不自由なく生活できました。ルームメイトが日本人だったので、生活用品や食料などは一緒に買いに行って2人で使いました。寮は毎月部屋の点検があり出席しないと減点されるので、必ず参加していました。門限は12時でしたが、夜遅くまで遊ぶ事はなかったので、特に非自由はなかったです。携帯は中古で韓国のスマートフォンを買い、プリペイド式で月々15000ウォン振込みをして支払っていました。普通の契約だと2年契約になり解約料金もかかってしまうので、私はプリペイドにしました。日本の携帯はWi-Fiがある場所でしか使えなかったですが、韓国の携帯があったので電話やメール、ネットなど特に不自由する事はなかったです。Wi-Fiはルーターを買わずに自分のパソコンから飛ばしていました。寮にはWi-Fiはなかったですが、学校にはWi-Fiがあったので、日本の携帯も頻繁に使う事ができました。 食事は寮で料理をする事ができたので、金銭面を考えて、ルームメイトと一緒に自炊する日が多かったです。語学堂に通っていた時は、授業が終わってそのまま皆で食べに行くという流れだったので、昼食はほぼ外食でした。
やはり外国語で授業を聞く事は想像よりもかなりの集中力を使うようで、授業が終わるとかなり疲れました。課題や予習もあったので、平日はほとんど学校付近で友達とお昼ご飯を食べてカフェで課題をし、週末は韓国人の友達や語学堂の友達と遊びました。語学堂に通っていた時は、クラス会も何度があり、みんなでソウルの観光地に行ったりご飯を食べに行ったりと楽しい時間を過ごしました。
長期休業の時は旅行に行きました。今まで韓国には何回も来ていましたが、ソウルにしか来た事がなかったので、色んな地域に行けて本当に良い思い出を作る事が出来ました。

3.経費

日本から送金してもらうと送料がかかってしまうので、私は寮費と前期分の生活費を一気に持って行きました。そして韓国に着いた次の日に全てウォンに変えて、知り合いの通帳を借り、その通帳に入れました。そして外国人登録証ができてから、自分の通帳を作り一か月分の生活費だけを自分名義の通帳に入れて使っていました。夏休みに一時帰国した時も同じように後期分生活費を一気に持って行って換金をしてすぐに銀行に入れました。韓国はカード社会なので現金を持ち歩かない人も多いです。日本と違いカードで支払う方が早くお会計を済ませる事ができるので、私も通帳を作った時に一緒にもらえるチェックカードを使っていました。チェックカードは通帳の中に入っている分しか使えないので、クレジットカードよりは安心です。しかしカードだとお金の減り具合が分かりにくいので、毎日お小遣い帳をつけて使い過ぎのないように気を付けました。 寮費は前期が124万ウォン、後期が124万ウォン、夏休みが62万ウォンでした。 月々50万ウォン以内で生活する事も心がけて生活して、自炊もしていたのでだいたい40万ウォンを少し超えるくらいで収まりました。旅行や遊園地に行った時はもう少しかかりました。

4.留学の成果について

韓国で生活している以上、寮の外に出ると全てが韓国語になるので、聞き取りや話すという面に関しては韓国に来て2か月ぐらいで、かなり伸びたと思います。韓国人の友人と久々に会うと、韓国語が上手になったという褒め言葉を貰い、自分の成長を確認できると、もっと上手くなりたい!もっと頑張ろう!という意欲が湧きました。やはり大学で授業を受けてから、韓国語でのレポートや発表が多かったので、文章を書くという力がかなり伸びました。最初の頃は日本語で下書きをしてから、韓国語直していたのですが慣れてくると頭の中で韓国語での文章を考えてそのままパソコンに打ち込めるようになりました。自分の考えや意見を日本語ではなく、韓国語で考える事ができるようになったのが、大きな成長だと思います。
そして精神面でもかなり変化がありました。留学に来た当初は少しホームシックになり日本が恋しかったです。しかし自分が想像していた留学生活はこんなんじゃない!と自ら積極的に行動をし、友達の輪を広げていきました。何事も自分の考えと行動を変えられるという事を、身を持って知る事ができました。

5.反省点

留学中に行きたい所や、したい事は全てしたので後悔はないですが、夏休みも使い方をもう少し考えて過ごせば良かったと思います。あとは一か月ごとにもっと詳しい目標を立てて過ごせば良かったと思います。目標を持つ事で更に充実した生活が送れていたかもしれません。

6.海外留学を目指している学生へのアドバイス

留学というのは本当に勇気のいる事だと思います。しかし留学に行って得るものはたくさんあり、日本で普通に生活をしていると気付けない事に気付き、自分の知らない世界を見る事ができ、また、留学先で日本についても知る事ができます。語学に関する面だけでなく本当に多くの面で成長する事ができるのが留学です。 そして留学に行ったら目標をしっかりと決める、したい事、行きたい所も決めアクティブに動く事が大切だと思います。せっかく留学に来ているのだから、無駄な時間を過ごすのはもったいないです。
あとは、語学堂には日本人がたくさん居ますが、韓国語を使える環境に居るのだから、私は日本人よりも他の国の友達と過ごすようにしていました。韓国語を使いたい!留学生活を楽しみたい!と思う気持ちは皆同じなので、だからこそ他の国の子と過ごすのが良いと思います。韓国だけではなく、他の国についても知る事ができるので、自分の視野が広がりました。何事も自分の意思と行動で変わるという事を忘れずに過ごすと、充実した留学生活を送れると思います。

海外留学体験報告書一覧に戻る

  • 学部案内など詳しい資料はこちら Request fot Application Guide
  • 近畿大学英語村 イーキューブ
  • 近畿大学語学教育センターLEC

©Kindai University All Rights Reserved.このウェブサイトの内容の無断転載・複製を禁じます。