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2012(平成24)年度 海外留学帰国報告書

カリフォルニア大学デイビス校(アメリカ) 理工学部 生命科学科 帰国報告書

1.留学中の活動詳細について

授業内容

UC Dais の語学留学に参加している生徒は、基本的に1日4〜5コマの授業をExtension Centerと呼ばれるところで勉強します。まず初めて参加する生徒は、授業が始まる前にPlacement Testを受けなければいけません。このテストは、TOEFL® ITPとほとんど同じ形式で難易度は少し易しいです。その後に、Writing(TOEFL® iBTのように、テーマが1つ与えられ、それに対してエッセイを書きます) 、そして、最後にテストを回収してくれるExtension Centerのスタッフと簡単な会話(何年英語を勉強しているか、なぜプログラムに参加するか、プログラム終了後どのようなことをしたいかなど、直前に答えたアンケートに基づいた質問をされます)をします。これで、テストは終了です。そして、授業初日に自分のクラスが書いた紙をもらい、そのまま授業開始という形になります。ここで1つアドバイスですが、Extension Centerは200〜800の7つのレベルがあり、キャンパスでの授業の受講を許可されているのは800レベルの生徒のみです。また、クラスは1termごとに1つしか上がれないので、キャンパスで授業を受講し、単位取得を目指している生徒は、1年間の留学として、最初の段階で最低でも500レベルには入らないといけないことになります。テストの形式が毎回同じであると保証できませんが、出来るだけの準備はしておくことを強くお勧めします。
授業は、基本的にはReading & Vocabulary、Grammar、Composition、これらの授業に加え、Elective Class(Pronunciation、TOEFL® PBT, iBT preparation、Film Studies etc)を1、もしくは、2つ受講します。400レベル以下の生徒は、このElective classを受ける事が出来ず、その代わりに、Listening、Speakingのクラスがあります。授業は当然全て英語で行われますが、非常に経験豊富な先生が多いので、とても分かりやすくはっきりと話してくれます。とはいうものの、やはり最初の1週間くらいは慣れていないので大変です。頭痛薬は常備しておいた方がいいかもしれません。
クラスは、1クラス大体12〜13人くらいです。(時期によって生徒の数が異なるので、前後すると思います)クラスには、様々な国籍の学生がいます。特に多いのが、韓国人、中国人(台湾人)、アラビア人で、私が行ったときには、日本の他の大学からもたくさんの日本人生徒が来ていました。なので、最初は、「あれっ?俺(私)、ほんまにアメリカ来たんかな?」と思うくらいアジア系の生徒の多さに本当に驚きます。しかし、英語の面で言えば、特にアラビア系の生徒は本当に上手な英語を話します。(発音はすごく訛りがありますが…)
授業は、自由発言型で、先生が指名をするということはあまりありません。なので、Speakingを改善したいのならば、積極的に発言する必要があります。最初は、言いたいことを英語でスムーズに言えず、つい聞くばかりになってしまうかもしれませんが、先生も生徒もしっかりと耳を傾けて、常に助けてくれるので心配する必要はありません。
宿題は、先生によりますが、寝る時間もないくらい出されるいうことはありません。キャンパスで授業を受講すれば話は別ですが、Extension Centerのみならばそこまで大変という事はありません。しかし、宿題+αをすることをお勧めします。例えば、毎日ホストファミリーと10分間何かについて話す、海外ドラマを1話見るなど、何か自分が継続出来ることを選ぶのがいいかもしれません。というのも、中盤になってくると、ある程度授業の要領も分かり、少し怠けがちになり得ます。最初から自分で勉強のリズムを作り上げる事で、これを防ぐことが出来ます。

生活面

最初はホームステイをしていたのですが、あまりホストファミリーの方とうまくいかなかったので、約1カ月後に家を出て、Davisで出来たアメリカ人の友達の家に10日ほど泊めてもらった後に、2人のクウェート人とシェアハウスをしました。クウェートでは、各家庭に2、3人のメイドがいて家事など全てこなしてくれるそうなので、家はとても散らかっていました。なので、毎日の掃除が日課になりました。この2人が、1termで帰国するということで、12月からは、台湾人の友人とシェアルームをしました。部屋は、10畳くらいだったと思いますが、それを単純に半分にして共有していました。スペースがほとんどなかったのと、クローゼットがあったので、部屋には簡易ベッドが1つあるのみでした。
食事の面では、朝食は基本的にシリアルで済ませていました。昼食は、外に食べに行く時間がないので、サンドイッチなどを作って持って行くか、Extension Centerにフードトラックが来るので、そこで買っていました。夕食は、簡単に作っていました。
この国際交流室のプログラムで行く生徒は、最初はホームステイをすることが決められています、申し込み用紙に自分のリクエスト等を書く訳ですが、自由欄に”Davis”のホストファミリー希望と書くことを強くお勧めします。私は、WoodlandというDavisの隣の町に住んでいたのですが、バスの乗り継ぎやその出発時間などを考えないといけなかったので、行動が少し拘束されてしまいました。書いたからといって必ずDavisのホストファミリーにあたる訳ではありませんが、とりあえず書く事をお勧めします。

経費面

とにかくアメリカの物価は安かったです。私が行っていた頃は、1ドル=80円だったのでなおさらです。また、ホームステイからシェアハウス、ルームに早急に切り替え、また、料理も自分でしていたので、当初の予想よりも遥かに安く抑えることが出来ました。ホームステイは、$750/月、シェアハウスでは、$400/月、シェアルームでは、$300/月かかりました。この浮いたお金で、冬休みにLAやNYを旅行しました。

その他

授業以外には、主にジムに通っていました。$85で1term分のメンバーシップが買えます。ジムはとても大きく、ランニングマシーンやウエイトなどたくさん完備されています。それ以外にも、バスケット、バトミントン、スカッシュ、卓球、ロッククライミングなども出来るので、$85はとてもお得だと思います。また、日本語のクラスでtutorもやっていました。仕事内容としては、プリントの採点、生徒の練習相手など簡単なことばかりなので気楽に出来ます。向こうは日本に興味があるので、友達になりやすく、私はこのtutorを通して仲良くなった友達とよく遊んでいました。

2.留学の成果について

たった5カ月間の留学でしたが、当面の目的であった英語力については本当に成長したと思います。まず、TOEFL® ITPは留学前537点だったのが、563点に伸びました。また、初めて受けたTOEFL® iBTでは90点を取ることができました。特にSpeakingとWritingが驚くくらい良かったです。日々の実感はありませんが、終盤には、普通に授業を受け発言をしたり、いろいろな話題に対して友人と話したりしていたことなどを考えると、成長しているのは一目瞭然です。

3. 反省点について

留学前から、積極的に話しかけるべきだと分かっていましたが、やはり自分の英語に自信がなかったので、それが出来ませんでした。今思うと、もっと積極的になるべきだったなと後悔しています。そうすれば、もっと友達も作る事が出来ていたと思います。また、毎日のようにジムに行ってトレーニングをして、家に帰る頃にはヘトヘトだったので、宿題以外の+αが出来ませんでした。時には、宿題すらも出来ませんでした。もっと、しっかりと計画して勉強とトレーニングの両立を図るべきだったと思います。

4. 海外留学を目指している学生へのアドバイス

とにかく、留学を出来る機会があるのであれば、ぜひ挑戦し、そして、それを勝ち取ってもらいたいです。半年間だろうが1年間だろうが、その期間が今後の人生に大きな影響を及ぼす事は間違いありません。学部によっては、参加出来る期間が限定されていたり、ゼミによっては留学ができないなどあるかもしれません。私も、最初は出来ないと思っていました。というのも、理工学部は4年時に、1年間の研究を行います。それに加え、教育実習が6月にありました。最初は、いろいろな先生方に相談し、会議を開いて頂いたりと大変でしたが、なんとか許可を頂き、そのおかげで本当に貴重な体験を学生生活の最後にすることが出来ました。
まず、このプログラムに参加するにはTOEFL®のスコアが必要となります。私は、TOEFL® ITPのスコアを利用して応募したのですが、もし時間と余裕があるのであればTOEFL® iBTのスコアで応募することをお勧めします。TOEFL® iBTは、非常に難しいと思います。私も勉強しているときは本当に嫌になりました。しかし、そのスコアで参加出来るということは、それだけの英語力があるという証拠です。なので、行ってからでもすぐに環境に対応出来ると思います。
参考になるか分かりませんが、私が実際に行った勉強法をお教えしたいと思います。まず、LONGMAN PREPARATION COURSE FOR THE TOEFL® TESTという紫の本を利用しました。これは、近畿大学の中央図書館にもあります。この本を頭から解いていき、Reading、Listeningの問題形式の把握、それから解き方を覚え、それに慣れるようにしました。Readingは、ある程度の速読能力が必要となります。普段から、英語のペーパーバックや英字新聞を読み練習するといいと思います。Listeningは、とにかく長いので5、6分間英語を聞き続けられる集中力、それから、メモを取る能力が必要となります。これも、普段から英語のニュースやPodcastなどを利用し、聞き取ったことをメモする練習をするといいと思います。難しいのはSpeakingとWritingだと思います。私がまずしたことは、テキストの解答例を読み、そこから自分が使いやすい表現をそっくりそのまま覚えることです。例えば、Speaking Task3では、”The reading states that ________. The man’s opinion is that_______. He provides two reasons. First,________. Second,________. That’s why________.”これさえ覚えてしまえば、後はReadingとListeningで得た情報を下線部に入れて話すだけです。自分で新たに作ってもいいですし、テキストから丸々盗んでもいいです。とにかく、自分が話しやすい、覚えやすいものを選び、すらすらと言えるまで練習するといいと思います。Writingも同様です。また、定期的に、出来ればnativeの先生に録音したSpeakingとWritingの添削をお願いするといいと思います。これにより、自分の弱いところが見えてくるので、練習を積むにつれ自然と良くなっていくと思います。

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