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産業技術研究科

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院生の声

構造計画研究室 牧田 英彦(まきた ひでひこ)

なぜ現在の研究科に進学されたのですか?きっかけを教えて下さい。

進学を決めた大きなきっかけは、修士論文のタイトルが私の卒業論文のタイトルでもあって、その時からスタートした開発でした。そんななか開発を進めていくにしたがって、最後まで手がけられたら良いなと思うようになり、それをきっかけとして大学院への進学をきめました。

現在の研究について教えてください。

鉄筋コンクリート造におけるコンクリート中の鉄筋の位置は,鉄筋の補強効果を左右する重要な項目である。そのためコンクリートが硬化するまで形枠内の鉄筋位置を適正に保持するため各種鉄筋用スペーサーが用いられている。一般には一体性・強度・剛性の点から コンクリート製,鋼製が良いとされているが、価格又は使い勝手のよさからプラスチック製が多く用いられている。そこで形状を一新しコンクリートの分断を極力避け弱点の解決を目指したプラスチックスペーサーの開発をおこなっています。プラスチックは、コンクリートの熱膨張係数が約一桁大きいことからその膨張によってひび割れが発生してしまう。そこで温度を上昇させ温度とひび割れの発生とその大きさの関係の検証をおこなっています。

将来の夢・目標を教えてください。

現在の夢は、構造設計士になることです。そのためにはまず一級建築士の合格を目指さなければなりません。ですから、現在の目標としてはまず一級建築士に合格できるように勉強をすることだと思っています。色々な事件もあり、信用をなくしましたところがありますが、その信用を回復できるような一建築家としてがんばれたらと思っています。

これから近畿大学大学院への進学を希望される方にアドバイスを

これから近畿大学大学院への進学される方へ、まずは自分で明確な目的をもち、その目的に向かって自主的に取り組むことが大切になるかと思います。やはり、向上心を常にもち生活をすることで自分自身を高めていけたら良いのではないでしょうか。学問に王道はなしと言うことわざがあるように、一つ一つの積み重ねでしか学力はつきませんし習得できません。一息つくことも大切ですが、一日一日を大切にしてがんばってください。

コンクリートのひび割れの誘発を抑制する鉄筋用プラスチックスペーサーの開発
鉄筋コンクリート造におけるコンクリート中の鉄筋の位置は,鉄筋の補強効果を左右する重要な項目である。そのためコンクリートが硬化するまで形枠内の鉄筋位置を適正に保持するため各種鉄筋用スペーサーが用いられている。一般には一体性・強度・剛性の点から コンクリート製,鋼製が良いとされているが、価格又は使い勝手のよさからプラスチック製が多く用いられている。そこで形状を一新しコンクリートの分断を極力避け弱点の解決を目指したプラスチックスペーサーの開発をおこなう。

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コンピュータ・グラフィクス研究室 桑野 和奈(くわの かずな)

なぜ現在の研究科に進学されたのですか?きっかけを教えて下さい。

大学四年生の卒業研究に「文字と記号によるフィルタリングの制作」というテーマで、文字モザイクを制作しました。これは当時、院の先輩方が取り組んでいた「似顔絵自動システム」に興味を持った事がきっかけで、写真加工の中でも人の顔に特化した表現方法を、システム開発の面で取り組んでみたいと思ったからです。卒業研究の段階ではまだプログラム言語の知識も浅く、人の顔写真を取り込む他、既にある画像を加工対象としていました。それでも人の顔を文字によって構成する、という手法は、友人や周りの方々から「面白い」「楽しい」との感想を頂く事ができて、私自身嬉しくなると共に、これを基盤としてさらに発展させる事は出来ないだろうか、と考えました。それまでは単に文字モザイクの表現だけだったものを周りの人達と一緒に楽しめる作品にしたいと思い、大学院への進学を決意しました。

現在の研究について教えてください。

本研究は人々が体験できる「インスタレーション」作品を、プログラム言語を用いて制作しています。WEBカメラの前に体験者が立つと、カメラを通じてその姿がコンピュータ内に投影されます。非公開に行われる事なので体験者は映されている事に気づかず、スクリーン上に現れた一文に眼を奪われます。その文字を読むにつれてスクリーン全体に文章が広がり、気付く頃には文字として捉えていたものは文字の集合体による自分の顔画像として見る事ができます。通常、自分自身の顔をスクリーン全体に映し出すのには、躊躇する部分があります。しかし文字モザイクとして表示する事で抵抗を和らげ、一度表れた画像もその後ばらばらに崩れ落ち、新たな文字モザイクに変化する演出は、面白さと同時に次への期待感を与えます。従来の文字モザイク表現だけに留まらず、動きを加える事で体験者の興味を惹き付け、心により深く印象付ける新たな表現の可能性を考察しています。

将来の夢・目標を教えてください。

研究では「インスタレーション」作品の制作を行っている事から、以前よりもさらに人と接する機会が多くなりました。展示会などで試験的に作品を公開した際には、一般の方々が実際に体験をして、驚いたり笑ったり、今まで全く知らなかった周りの方々とも一緒になって楽しんでもらえました。大学院への進学を決めた当初の目的は技術向上でしたが、今ではそれと同時に「人を楽しませたい、喜んでもらいたい」という意識が強くあります。作品制作に取り組む現在は勿論、これからもその気持ちを持ち続けて、大学院で学んだ事、体験した事を活かし、人の笑顔に携わっていきたいと思います。

これから近畿大学大学院への進学を希望される方にアドバイスを

大学院へ進学を考える方々は、明確な目標を持っている人や、具体的な将来像は無くてもやりたい事をとことん追求したい!という人など、抱えるものは様々だと思います。例えどんな事でも自分自身が興味を持てば、それに対してできる限り突き進んでみて下さい。なにも一つだけには限りません。やりたい事とは無関係だと思っていたものからも、得られるものがあります。多くを経験する事で自分の新しい可能性を発見し、今まで見えなかったものが見えてくる事もあります。今ある時間を大切に、時には外に眼を向けて、機会があればそれがなんであれ、挑戦してみる!という気持ちを持っていて下さい。

文字モザイクによるインスタレーション
気持ちを伝える手段の一つに文章があり、現代ではパソコン、携帯電話の普及と共に電子メールが一般化しているが、文字による表現だけでは感情の伝達に限りがある。そこで本制作では、画像を文字の位置や色で表現する文字モザイクに注目し、それをインスタレーション作品として発展させる。リアルタイムに取り込まれた参加者の顔画像自体を、メッセージの文章で構成された文字モザイクに変換する。さらに動的エフェクトを加えることにより、心に印象付けられるインスタレーションの構築を試みる。

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