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農学研究科 バイオサイエンス専攻

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院生の声

植物分子生理学研究室 小島 雄介(こじま ゆうすけ)

なぜ現在の研究科に進学されたのですか?きっかけを教えて下さい。

自分のやりたいことを探していた三回生のころに、学生実験で今の研究室のことを知ったことが最初のきっかけです。実験でやっていることと、授業で勉強したことがすごくリンクして楽しかったし、自分からこの分野を勉強したいと思えました。4回生で今の研究室に入りさらに植物バイオサイエンスという分野に触れたことでより興味を持てて、自分の中で大学院の進学を考えました。いろんな大学を調べましたが、今の研究室の雰囲気と先輩方が好きだったし、先生に言われた「この研究室はやろうと思った時にやれる研究室だ!」という言葉で今の研究室に行きたいと思ってこの研究科を選びました。

現在の研究について教えてください。

植物は移動の自由を持たないために、高温、乾燥、塩分や病原菌など生物的・非生物的なストレスに絶えずさらされています。そのため植物は、それらの環境変化をいち早く感じとり適応するために、複雑な応答機構を進化の過程で獲得してきたものと考えられます。種々の環境ストレスの中、強光ストレスは自然界で最も生じやすいストレスの一つであり、光酸化、高温、浸透圧ストレスを生じる複合的なストレスです。これまでに植物における強光ストレス応答機構の解明を目的とし、強光ストレスにより発現が誘導される遺伝子を検索したところ34遺伝子を同定しました。それらの遺伝子のうち植物特異的な転写因子であるNAC転写因子に注目し、シロイヌナズナにおけるNAC転写因子を介した強光ストレス応答機構の解明を試みている。

将来の夢・目標を教えてください。

将来の夢というよりは目標ですが、今自分が研究室で実験をしているように、興味があって、楽しく、やりがいのあるものを将来の職業としてやっていきたい。このいう考え方はみんな考えることだけど、それを達成するためには人一倍努力しなければならないし、ちょっとしたチャンスを逃さないように積極的行動していかないといけないと思う。実際に、今やりたいこととして大学院で研究をしているけれど、今の研究室に出会わなければバイオサイエンスという分野に興味を持てたかは分からないし、他で別のことをやっていたかもしれない。今の研究室生活では、本当にいろんな出会いがあるし、いろんなことを経験できるから、今後自分がやりたいことが見つかるかもしれない。そういった意味で、今の研究はもちろん、大学院での貴重な時間を大切にしたいなと思います。

これから近畿大学大学院への進学を希望される方にアドバイスを

大学院での学生生活は、そのほとんどを研究室で過ごすことになります。なので、その研究科でどのようなことが学べるか、どのような体制になっているかを知ることは大切と思いますが、大学院の進学で一番重要なのは結果としてどの研究室へ行ったかだと思います。目標とした研究室があるならば、必ず訪問、見学し、その研究室の雰囲気などを体験しておいた方がいいと思います。出来るならば、見学だけでなく実際に実験などを体験させてもらうのもいいかもしれません。もちろん英語は必要になってくるので勉強は頑張るべきです。何をするにもやる気だと思いますし、バイオサイエンス専攻の各研究室はそのやる気に応えられる場所だと思うので頑張ってほしいです。

シロイヌナズナNAC転写因子を介した強光ストレス応答機構の解明
NAC転写因子は植物に特異的な転写因子で、主に形態形成に関与しているとされてきたが、最近種々のストレス応答にも関与することも明らかになってきた。これまでに当研究室おいて同定された強光ストレス応答性のNAC転写因子は、高・低温や酸化的ストレスに対しても応答を示すことから種々のストレス応答のシグナル経路に関与することが示唆された。そこで、NAC転写因子を介した強光ストレス応答の分子機構の解明を試みる。

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