卒業生インタビュー

カネコ種苗株式会社

就活時の慎重な決断が現在につながっています

荒木 ゆり奈さん (生物工学科 2019年3月卒業)

システム販売部で、養液栽培プラントや温室の施工に使う部材の手配、栽培に必要な肥料の販売、種子の出荷などを行っています。生物工学科で学んだ生物・化学や養液栽培についての知識、PCスキルは現在の業務に役立っています。また学生健保共済会の活動で学生のころから企業の方とやり取りする機会があったため、電話対応にその経験を生かすことができています。3年次のインターンシップの講義や学内企業説明会は情報収集に役立ちました。就活では選択を迫られる機会が多くありますが、自分の価値観を明確にし、慎重な決断を心がけました。今後さらに知見を広げ、農業の発展に貢献したいと考えています。

荒木 ゆり奈さん

IVFなんばクリニック

生殖医療や胚発生機構の知識を生かし胚培養士に

山本 桜子さん (遺伝子工学科 2019年3月卒業)

不妊治療専門クリニックの生殖技術部門で働いています。遺伝子工学科で学んだ生殖医療や胚発生の仕組みは、そのまま業務に生かせています。就活では先輩からアドバイスをいただき、自分のめざす胚培養士像と理念が合うクリニックを絞り込むことができました。胚培養士は患者様と関わる機会は少ないですが、妊娠へと繋げる必要不可欠な役目を担うため、強い使命感を持って働くことができています。この仕事で更にステップアップしていくために、胚培養士の資格取得をめざしながら業務に取り組んでいます。より多くの患者様が一人でも多くの子どもを授かるように、これからも技術と知識の向上を忘れずに社会貢献に努めていきたいと思います。

山本 桜子さん

キユーピー株式会社

専門性に優れた学科の学びが仕事に直結

大野 彰太さん (食品安全工学科 2019年3月卒業)

スーパーの本部の方と毎月商談をし、一つでも多くの自社商品を店頭に置いていただけるよう頑張っています。近大は学部、学科の種類が多く、専門性に優れているため学んだことが仕事に直結しています。またいろいろな考えを持つ人と交流を持てたので、人と話す力も身につきました。就活中もっとも大切にしていたのは、人と話すということです。家族、友達、教授などいろいろな人と将来の話をしたことで、自己分析ができました。近大には東京センターがありますが、就活の際利用するのがとてもおすすめです。ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。「食で世界中の人を笑顔にする」という就活時の思いを胸に、初心を忘れず、一つ一つの仕事を大切に笑顔で働きたいです。

大野 彰太さん

株式会社NSD

自分が手がけたシステムが、さまざまな分野で活用されることの充実感

友利 涼香さん (システム生命科学科※ 2015年3月卒業)

SE(システムエンジニア)としてITシステムの開発やテストに携わっています。金融・製造・通信・流通・公共分野など、あらゆる業界を対象にして、情報技術を提供しています。自分が改修を手がけたシステムがリリースされ、実際にお客様が利用されているのを見ると、達成感で満たされますし、やりがいを感じます。在学中の学びでは、プログラミングなどの情報技術に関する講義が充実していて、ITシステムについての基礎知識が身につきました。実習を通して、自分が組んだプログラムが、どのような処理をして、その結果がどう出力されるのかをじっくり理解できたことが、今の仕事に役立っています。

※2017年4月、生命情報工学科に名称変更

友利 涼香さん

大日本印刷株式会社

学生時代に身につけたスキルが営業に役立っています

三馬 大和さん (人間工学科※ 2019年3月卒業)

現在、生活空間事業部で、床や建具の表面部分に使用する印刷が施されたシートをフロアメーカーや建具メーカーに納める仕事をしています。自分が取り扱う製品を生活の中で目にした時にやりがいを感じます。営業ではプレゼン資料、文書、図や表は必ず作成するため、学生時代にレポートや発表資料の作成で身につけたWordやExcel、PowerPointのスキルはとても役立っています。就活中は、自己分析を徹底して行い、自分を知ってもらうことを意識しました。さらに、OB訪問でネットでは知ることのできない生の声を聞けたことは企業研究でとても役立ちました。現在の目標は3年目までに独り立ちすることと、最年少で役職に就くことです。

※2017年4月、人間環境デザイン工学科に名称変更

三馬 大和さん

社会医療法人清恵会 清恵会向陵クリニック

透析専門の臨床工学技士として信頼される人材に

土井 祥平さん (医用工学科 2019年3月卒業)

体内に貯まった老廃物などを排泄あるいは代謝する機能が働かなくなった場合に行う、血液透析療法に携わっています。私は臨床工学技士として、穿刺や人工透析装置の操作、医療機器の管理、保守点検などを行います。在学中、医学と工学の基礎知識や医療機器の操作方法を学び、現在の業務に役立っています。就活中は、志望する医療機関の情報を把握するよう心がけ、就職情報室を活用して履歴書の書き方や面接の練習などをサポートしていただきました。透析専門の臨床工学技士として、患者さんはもちろん、医師や看護師からも信頼されるよう10年、20年と勉強を続けるような向上心を持ち続けたいです。

土井 祥平さん