「近大展-近畿大学建築学部卒業設計展 2018-」および「坂本昭 教授 最終講義」を同時開催します。

2018.02.08

建築学部では、平成30年(2018年)2月16日(金)から22日(木)まで、本学部の学生60人の卒業作品を展示する「近大展-近畿大学建築学部卒業設計展 2018-」を開催します。2月17日(土)には、建築学部教授 坂本昭による最終講義を行います(FLYER.pdf)。

【ポイント】
●4年間の学びの集大成としての卒業設計を一般市民に公開
●各作品には現代社会に対する問題意識が反映され、学生の姿勢や主張が表現される
●建築学部教授 坂本昭による最終講義も開講。本学での教育・研究を振り返り、これからの教育現場に期待することについて語る

【概要】
「近大展-近畿大学建築学部卒業設計展 2018-」では学生が作成した作品の模型やパネルを展示します。講評会では、教員・非常勤講師の投票によって約10作品が選出され、プレゼンテーションと講評を経て、最優秀作品、優秀作品が選ばれます。また長きに渡り本学の建築デザイン教育に尽力した建築学部教授 坂本昭の最終講義を開講し、自らの建築設計活動や国内外の建築をめぐる旅などを通して熟考したことを中心に、学生へのメッセージを対話形式も取り入れて講演します。時代を経て変化する建築と、普遍的に変わらない建築の可能性などについて語ります。

【展覧会・講評会】
■日  時:平成30年(2018年)2月16日(金)~22日(木)9:00~17:00
      ※16日(金)のみ13:00~17:00 講評会は17日(土)13:30~18:00
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス 2号館1階実学ホール(近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)

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〈昨年の様子〉

【建築学部教授 坂本昭 最終講義】
■日  時:平成30年(2018年)2月17日(土)10:30~12:00
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス 39号館201教室

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【講師プロフィール】
近畿大学建築学部建築デザイン専攻 教授 坂本昭(さかもとあきら)
講義タイトル:「身体的建築-現象の有機的表現-揺らぎ、移ろい、霞み、翳り、静けさ」
経    歴:昭和57年(1982年)坂本 昭・設計工房CASA 設立
        平成10年(1998年)近畿大学理工学部建築学科非常勤講師 就任
        平成24年(2012年)近畿大学建築学部特任教授 就任
研究テーマ:断面的に空間を捉えることや、新たな建築プログラムを創出する思考プロセスの形成を主軸として位置づけ、人間が持つ空間に対する身体感覚の主体性を探る。それにより建築空間を構築する方法論へと昇華することを目的とする。
受 賞 歴:BCS賞(2017年)、日本建築学会作品選奨(2012年)、第24回日本建築士会連合会賞優秀賞(2009年)、Residential Lighting Award '04 優秀賞(2005年)、日本建築学会作品選奨(2003年)、高岡市都市美景観賞 最優秀賞、日本建築学会作品選奨(2001年)、日本建築家協会新人賞(1997年)他

【共通】
■対  象:学生および一般の方(入場無料)
■お問合せ:近畿大学建築学部事務部 TEL(06)4307-3057
      FAX(06)6730-1320 E-mail:kenchiku@itp.kindai.ac.jp