講演会・イベント一覧

市民公開講座

9月27日(土)第9回市民公開講座「住環境とアンチエイジング」を開催しました

2014年9月27日(土) 近畿大学アンチエイジングセンター主催「第9回市民公開講座」を東大阪キャンパスにて開催しました。

今回、『住環境とアンチエイジング』をテーマに、「住宅の省エネ性と健康長寿の関係」ならびに「最後まで自宅で生活するための住宅改修」について、第一線でご活躍の先生方をお招きし、ご講演を頂きました。約140名の市民の方が講座にご参加し、盛況に終えることができました。

日 時:平成26年9月27日(土) 14:00開演
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 39号館2階(201教室)
主 催:近畿大学アンチエイジングセンター
後 援:東大阪市薬剤師会連合会

開会の辞

薬学部長・近畿大学アンチエイジングセンター長
村岡 修

講演内容

1.住宅の省エネ性と健康長寿の関係
~人と地球に優しい住まい~
【講師】 近畿大学建築学部 建築学科 教授 岩前 篤

今春、国土交通省は340億円の予算の元、「スマートウェルネス住宅」の普及促進を始めました。少子高齢化対応社会に備える住まいづくりが主目的ですが、この中で、住宅の健康維持増進が大きなテーマとなっています。本講演では、この大きな動きの元になった、数年前に実施された住まいの健康性に関する調査の概要と結果を海外の状況をお話しされました。

2.最後まで自宅で生活するための住宅改修
【講師】近畿大学建築学部 建築学科 准教授 山口 健太郎

老化には脳卒中モデル、廃用症候群モデル、認知症モデルの3つのプロセスがあります。病気が主な原因になりますが、中には「転倒」などの住宅内事故に起因する場合も少なくありません。また、高齢者の心身機能に対応していない住環境は老化の速度を速めます。生き生きと自分らしく自宅で生活を行うためには、適切な住宅改修が必要です。今回は、体の動きについて解説され、住宅改修の際に留意すべきポイントについて説明されました。

閉会の辞

近畿大学アンチエイジングセンター所員 松田 秀秋

近畿大学
近畿大学アンチエイジングセンター 〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学薬学部内
TEL (06)6721-2332 FAX (06)6730-1934
Copyright(C)Kindai University All rights reserved.