ドック外来

検査の結果例

老化度の判定

検査結果に基づき、左のようなグラフが示されます。

この部分は、理想的な健康状態(「オプティマル・ヘルス」と呼ばれています)を表していて、その目標年齢は30歳と定義しています。 この基準に対して、自分がどの項目が老化しているかが一目瞭然に分かります。

この5角形が外側に広がっているほど、あなたの筋年齢や他の年齢がオプティマル・ヘルスに近いということを表しています。この例ではホルモン年齢が低いようです。

酸化ストレスプロファイル(OSP)結果報告

酸化ストレスが老化やいろいろな病気の発症に関係していることが分かってきました。血液や尿の検査であなたの酸化ストレス度や抵抗力を測定することができます。

1.DNA損傷:酸化ストレスによって傷ついた遺伝子(DNA)が尿中に排泄された量。体の酸化ストレス度が分かります。

2.酸化損傷:酸化ストレスによって体がどの程度ダメージを受けているかを示す指標。

3.脂溶性抗酸化物質:脂に溶ける抗酸化物質(ビタミンA、ビタミンE、カロテノイド、コエンザイムQ10など)の量。体の酸化ストレスに対する抵抗力が分かります。

4.水溶性抗酸化物質:水に溶ける抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンB12、葉酸など)の量。

5.酸化前駆因子:酸化を促進したり、防止したりする物質の量。

図の見方は上の図と同じで、検査結果が外側に広がっているほど、良い状態を示しています。この例では、脂溶性抗酸化物質が少ないようです。

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