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21世紀COEプログラムとは?

平成14年度COE「生命科学分野」「食資源動物分子工学研究拠点」

世界で初めて植物(ホウレンソウ)の遺伝子の組み込み・発現に成功したホウレンソウ豚(オリーブ) 生物理工学部キャンパス(和歌山県紀の川市)

大学院生物理工学研究科生物工学専攻 先端技術総合研究所
拠点リーダー:入谷 明教授(先端技術総合研究所長)

遺伝子工学を応用した有用家畜の研究・開発に高い評価と期待。

COE初年度となる平成14年度は、全国の163大学が合計464件の研究プランを申請し、50大学113件が採択されました。大阪府からは4大学が選ばれ、そのうち私立大学は本学のみでした。
採択された研究教育内容は、動物や植物など生物界に広く存在する有用遺伝子資源を利用した有用家畜の研究・開発をするもの。
具体的には、いまだ利用されていない植物、動物、海洋生物の遺伝子資源の探索とプロテオームによる機能解析の基礎的知見をベースに、家畜を中心とした動物の遺伝的改良をめざした先駆的な新技術研究基盤の拡大を目的としています。さらに、それら生産物の食品としての機能性・安全性に関する科学的根拠を社会に提示。今後世界的に懸念される食糧問題、例えば、増加傾向にある食に起因した肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病などに対して、新しい有用特性を持つ動物性食品を提供するなどの画期的な研究を推進しています。
入谷所長を拠点リーダーとする研究チームは、顕微鏡を使った生殖細胞の操作や遺伝子組み換えで世界的に知られた存在です。これまでにウサギやカニクイザルの顕微鏡授精に、世界で初めて成功した実績を誇ります。
中でも、植物の遺伝子を利用した動物の遺伝子改変に、世界で初めて成功し、ホウレンソウの遺伝子を組み込んだ豚(ホウレンソウ豚)を誕生させました。これにより、動物の遺伝的改良に、植物の遺伝子が利用できることを実証。豚肉の消費が多い欧米各国から研究成果に高い関心が寄せられています。

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実績

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